CFD取引で建玉を翌日に持ち越した場合には、オーバーナイト金利の受け払いが発生します。通常、買い建玉の場合はお客様の支払いとなり、売り建玉の場合はお客様の受け取りとなります。ただし、適用金利の水準によっては、売り建玉でもお客様の支払いとなることがあります。
適用オーバーナイト金利は、原資産が係る通貨の代替金利指標(Alternative Reference Rate「ARR」)などベンチマーク(基準金利)に当社のマークアップもしくはマークダウンをして算出されます。買い建玉に適用される水準は基準金利のオファーレートにマークアップし、売り建玉に適用される水準は基準金利のビットレートからマークダウンして算出されます。
各通貨の参照金利指標は こちら
(例)原資産の通貨がJPYの銘柄で、CFD買い建玉を持ち越した場合の金利一日分
約定代金100万円、適用金利 3.57%とする
100万円(約定代金)×3.57%(買い建玉にかかる適用金利)÷360 = 99.16円
一日当たり約99.16円のオーバーナイト金利をお支払いいただきます。
(例)原資産の通貨がJPYの銘柄で、CFD売り建玉を持ち越した場合の金利一日分
約定代金100万円、適用金利 -3%とする
100万円(約定代金)× -3%(売り建玉にかかる適用金利)÷360 = -83.33円
一日当たり約 -83.33円、つまり83.33円のオーバーナイト金利をお受け取りいただきます。
取引チケットで、注文の建玉にかかるオーバーナイト金利費用を確認することができます。
上の例では、注文金額$32,688.10の買い建玉に対して$3.26のオーバーナイト金利支払いがかかります。
金利の年率計算:3.26 ÷ 32,688.10 X 360(日)= 0.0359 (3.59%)
※適用オーバーナイト金利 3.59% = ベンチマーク(基準金利)0.09%+マークアップ 3.5%
商品毎の適用オーバーナイト金利(年率%)は、「取引条件」で確認することができます。?マークをクリックすると、マークアップ/マークダウンの水準も確認出来ます。
ご参考:「取引条件」の確認方法